帰りも遅くなりがち。たんまりと疲労感を抱えて、駅ホームのベンチに腰を下ろします。
やれやれと、駅舎向こうのうらぶれた雑居ビル群を眺めながら、この時間だとスーパーの閉店に間に合うかは微妙だななどと考えていると、自分の名前のネオンが目に留まりました。
あれ、こんなネオンあったっけ?
もう、長らくこの駅を利用してますが、いままで全く気がつきませんでした。とても最近できた風には見えないし。
あ、なんかこれ、小説の導入っぽい!
導かれるように足を踏み入れたら、そこには摩訶不思議な、、!
電車が来ました。
お腹すいたし、当然乗り込みます。
なかなか小説の主人公にはなれないですね。
でも、ちょっと胸がときめいて、明日からも頑張ろうと思う週半ばの夜でした。