近況の身の上話はあまりせず、本題に入りましょうか。「思い出に残っている路線」ということで、まあ幼少期からお世話になってる阪急宝塚線は多分他の誰かが書くのかなと思うので、あえてスルーします。
印象に残った路線、駅は沢山あります。2劇1の鉄オタ(自称)なので乗った路線量は一番多いんじゃないかなと勝手に思ってます。その中でも昨年行った和歌山の紀勢本線、ギリギリコロナ前に行った篠ノ井線の姨捨駅、現在は第三セクター化された北陸本線金沢直江津間をJR最終日に豪雪の中カメラ片手に18切符で駆け抜けたのも良い思い出です。
しかし、一番思い出に残ってる路線はやっぱり山陰本線でしょうか。
幼少期の週末、毎週特急北近畿(現こうのとり)に揺られて二時間半、母の友達がいる兵庫県豊岡市に通っていた時代がありました。毎週特急に乗れるというと今考えると恵まれた幼少期だったなと思います。
豊岡でした経験は数知れず、地元のお祭りに参加したり、雪遊びをしたり、ラジオ体操に通ったりetc…
そして頭の中で車窓を暗記するくらい乗ったあの列車は、幼少期の私にとっては、大都会の喧騒と田舎の静寂を結ぶ魔法の列車だったんだろうなと思います。
一昨年、数年ぶりに旅行でその区間に乗りました。思い出の中の風景は、コンビニが乱立していたくらいにしか変化はありませんでした。しかし、それでいて記憶の中より建物が色あせていて、20年という時の流れを痛感したのでした。
最近卒論やらエントリーシートやらで論理的な文章ばかり書いていたので、たまには思うがままに散文的な書き方するのも楽しいですね。
それではまた
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