オレンジルーム(梅田)での『DECADENCE』(作:四夜原茂)の舞台装置は、
樹脂で作る大掛かりなものでした。
薬剤を一気に混ぜすぎて、やばいガスが大量発生!
「撤退!」の号令のもと、全員で屋外避難。
なーんてこともあったとか。
セットも大変でしたが、チラシも大変だった『DECADENCE』。
厚紙でできたチラシを観音開きに折ってタンス状にするというもので、
腱鞘炎になるかと思ったという証言も。
実はこの変わったタイトル。
タンスと環境問題というお題のもと、タイトルを決める会議を開いていたところ、
現在、お茶祭り企画で活躍中の川島さんが、
「でっかいタンス♪DECADENCE♪」と歌って決まったそうです!
いつも変わったタイトルを冠した2劇のお芝居。
本当のところ、こんな調子で決まっています・・・。
AI・HALL(伊丹)で上演した『HOT SPOT』(作:四夜原茂)では、
決まったサイコロの目が出ないと先に進めない、という丁半ばくちのシーンがありました。
しかもそのサイコロは、役者が演じるサイコロ男。
意外にも本番ではすんなり決着したそうですが、
稽古ではなかなか決まった目が出ず、サイコロ役者も大変だったそう。
それから会社のシーンでは、ある男優が女装してOL姿で登場。
にもかかわらず、全く違和感なく溶け込んでいて、
「いい女優さんが入ったね」なんて言われていたとか。
ええ。役者としては大変な褒め言葉ですよね!!