短いものまで含めて5本のオムニバス芝居でした…が実際には
座付き作家の音間哲はその倍ほどの本数の台本を書いたそうな。
そして「ドンゴラス」では伊丹のAI・HALLに本物の瓦を葺いて屋根を作りました。
瓦を購入し、劇団員たちが一枚一枚組んでいたのですが、
それを見ていた「関西瓦センター」の瓦職人の方が「見ていられない」と、
代わりに瓦を葺いてくれました。
社長が電話で瓦職人を現場に集め、あっという間に舞台は完成。
お礼とお弁当をご用意したのですが、「いらないよ。これから飲みにいくから」
と、帰って行く職人さん達の後ろ姿に劇団員達の目はハートになりました。
ラストシーンでは10万枚の一円玉を降らせ、とてもきれいでした。