「人あたりのいい部屋」ではついに本公演に登場。
80年代後半から続いた「本公演の台本は四夜原」という不文律が途切れます。
同じく音間哲の作品、「人ごこちのいい車」はバスジャックの話。
同じバスに何人もバスジャックがいるという滅茶苦茶な話で、
出てくる役者はほとんど出ずっぱりという大変な芝居でした。
「人あたりのいい部屋」も「人ごこちのいい車」も後に再演されることになります。
カラビンカで上演された四夜原茂の作品「ボンボドス」では
お客様全員に主人公の日記を配りました。
しかし、配った日記の原稿を書いたのは音間哲。
三日で書き上げ、死にそうになったそうです。