宮前です。
トレイントレディ、終わりましたね。
まだ色々決算や反省会などあるのですがひとまず一段落です。
今日はなぜかトレイントレディの知られざる裏エピソードをお話します。
それは公演最終日の朝のこと、
楽屋で着替えているとポケットの中で「ポキッ」という音が…
見てみると歯ブラシが真っ二つに折れていました。
「だからなんだ!」と思うかもしれませんが、実はこの歯ブラシ、私が高校時代から肌身はなさず持ってきたお守りなのです。
人並外れて滑舌が悪い私は高校のころ、歯ブラシを使った滑舌練習を教わり、それをずっとこの歯ブラシで続けてきたのです。
本番前もこれで練習すれば、台詞を噛まないというジンクスがありました。
並々ならない愛着がわき、なぜか受験会場にも持っていったほどです。
そんな歯ブラシが千秋楽の朝、折れました。
動揺を隠せない私。
それを見ていた先輩が「もう必要なくなったから折れたんじゃないか」と言いました。
なるほど俺ももう歯ブラシがなくてもやっていける。
そう確信して千秋楽の舞台に挑んだのでした。
公演裏話(?)でした。