貫曜次によるハルカチカのあとがきを掲載しています。
ハルカチカあとがき_1
ハルカチカあとがき_2
ハルカチカあとがき_3
喫茶モグル
http://kissa-moguru.tumblr.com/
2016年12月24日
2016年12月11日
㐧2劇場 & 喫茶モグル『ハルカチカ』
㐧2劇場 & 喫茶モグル
『ハルカチカ』
作 :貫 曜次
演出:後村 潜ル
指揮:阿部 茂


ハルカチカ
壁に埋もれた重たい床で、私は息をつめて耳をすます。
窓は水槽のガラスみたいにこっちとむこうを隔ててる。
朝日が滑る。新聞が落ちる。長い影の中。一列に歩く子ども。ひかれていく犬。路地は隅々まで起き出してた。
ほんとうに息が詰まる。毎日毎日
そうやって、朝の光の、一体何が面白くて動き回るのか。
若くて、不安で、
どこにも行けない。
大人になって、苦しくて、
どこにも行けない。
重りはちがっても、
同じところで、同じように蹲ってうごかない女のひとたち。
きょうも来ない、あすも行くまい。
そうやって吸い込んで、
窓を見つめてる。
ハルカチカは、とどまる女のひとについてのお話です。
公演情報はこちら→→→
『ハルカチカ』
作 :貫 曜次
演出:後村 潜ル
指揮:阿部 茂


ハルカチカ
壁に埋もれた重たい床で、私は息をつめて耳をすます。
窓は水槽のガラスみたいにこっちとむこうを隔ててる。
朝日が滑る。新聞が落ちる。長い影の中。一列に歩く子ども。ひかれていく犬。路地は隅々まで起き出してた。
ほんとうに息が詰まる。毎日毎日
そうやって、朝の光の、一体何が面白くて動き回るのか。
若くて、不安で、
どこにも行けない。
大人になって、苦しくて、
どこにも行けない。
重りはちがっても、
同じところで、同じように蹲ってうごかない女のひとたち。
きょうも来ない、あすも行くまい。
そうやって吸い込んで、
窓を見つめてる。
ハルカチカは、とどまる女のひとについてのお話です。
公演情報はこちら→→→
2016年12月09日
ハルカチカでリピート割を実施します
【特報💥リピート割、実施!@】
— 㐧2劇場 (@dai2gekijo) 2016年12月9日
『ハルカチカ』は クルクルと 回して見れるような 演劇です。
四角いフジハラビル地下ホールの、四辺から観劇いただけます。
2回目以降のご来場はどなた様も一律、1,000円とさせていただきます。 pic.twitter.com/w0Dt5yJNDW
【特報💥リピート割、実施!A】
— 㐧2劇場 (@dai2gekijo) 2016年12月9日
リピート割については、ご予約不要です。
また、すでに2回以上の観劇をご予約いただいている皆様には、こちらで自動的にリピート割を適用させていただきます。
ちがった角度から、思い思いの、『ハルカチカ』を。 pic.twitter.com/WOnxxaFvNQ
フジハラビルへの行き方
いよいよ明日!『ハルカチカ』の幕が上がります。今回の会場であるフジハラビルへの行き方についてご紹介します。

フジハラビルの最寄り駅はJR東西線の「大阪天満宮」と地下鉄谷町線・堺筋線「南森町」の二つあります。駅からフジハラビルまでは約10分。
JR東西線「大阪天満宮」からは「3番出口」をご利用ください。

「3番出口」を出たら左へ。

するとこの天神橋筋商店街の入り口が見えます。ここから南へ向かいます。

地下鉄「南森町」をご利用の場合は「4B出口」から出ます。

「4B出口」を出たら右へ。

そしてこの天神橋筋商店街の入り口から南へ向かいます。

天神橋筋商店街に入るとまず、「辛子明太子食べ放題」のお店が。

次に「めん家だるま堂」が左手に見えます。

さらにまっすぐ天神橋筋商店街を南へ。左手にローソンが見えます。

たこ焼きの「じゃんぼ総本店」の交差点で商店街を抜けます。さらにまっすぐ南へ歩きます。

左手にはフクロウカフェが。

右手に「上等カレー」、左手に「餃子食堂 大阪亭」が。美味しそうなお店がたくさんあります。

セブンイレブンと岩井商会の角、タイムズ駐車場を左に曲がります。

角を曲がるとすぐに見えるのがフジハラビルです。

フジハラビルの最寄り駅はJR東西線の「大阪天満宮」と地下鉄谷町線・堺筋線「南森町」の二つあります。駅からフジハラビルまでは約10分。
JR東西線「大阪天満宮」からは「3番出口」をご利用ください。

「3番出口」を出たら左へ。

するとこの天神橋筋商店街の入り口が見えます。ここから南へ向かいます。

地下鉄「南森町」をご利用の場合は「4B出口」から出ます。

「4B出口」を出たら右へ。

そしてこの天神橋筋商店街の入り口から南へ向かいます。

天神橋筋商店街に入るとまず、「辛子明太子食べ放題」のお店が。

次に「めん家だるま堂」が左手に見えます。

さらにまっすぐ天神橋筋商店街を南へ。左手にローソンが見えます。

たこ焼きの「じゃんぼ総本店」の交差点で商店街を抜けます。さらにまっすぐ南へ歩きます。

左手にはフクロウカフェが。

右手に「上等カレー」、左手に「餃子食堂 大阪亭」が。美味しそうなお店がたくさんあります。

セブンイレブンと岩井商会の角、タイムズ駐車場を左に曲がります。

角を曲がるとすぐに見えるのがフジハラビルです。

2016年12月08日
シティーボーイ

園田晃己です。ハルカチカでは「直」役で出演させていただきます。
直くんは私と同じくシティーボーイ。
でも優男で能天気な彼は、私とはものの考え方や性格が違っていて、
直くんは都会でどのようにくらしているのだろうか、
どのようなしごとをしているのだろうか、
ごはんはちゃんとたべているのだろうかと頭を悩ませておりました。
そんな時にこれを食べて、
うわこのサグチキンうめーな、ビリヤニうめーなって思って、
直のことなんかどうでも良くなったので、
きっと直くんはカレーを食べているんだと思います。
ハルカチカ、とてもいいお芝居です。
是非観に来てください。
2016年12月07日
健康

皆さま、風邪など引いたりしてませんでしょうか?
やはり健康第一!役者も然りです。
と言うわけで、リンゴを食べてます。
1日1個で医者いらず。なはずです。
そんな健康第一な芝居「ハルカチカ」は今週末。
是非劇場に足をお運びくださいませ。
2016年12月06日
変わるもの
チカ役の長野です。
今日、久しぶりに家の周りを散歩してきました。
新しくできた家、無くなった家、ずっとある家、工事中の高速道路、いつもの川…
変わるものと変わらないもの。
その中で私は…?
ものや人に対する色々な感情が
伝わればいいなと思っています。
ハルカチカまでもうすぐ。
今日、久しぶりに家の周りを散歩してきました。
新しくできた家、無くなった家、ずっとある家、工事中の高速道路、いつもの川…
変わるものと変わらないもの。
その中で私は…?
ものや人に対する色々な感情が
伝わればいいなと思っています。
ハルカチカまでもうすぐ。
2016年12月05日
じんわりやんわりフジハラビル。
こんばんは。桂久美子です。
今回の会場はフジハラビル。
フジハラビルって、とっても不思議で素敵なホールさんです。
大正時代のレトロビルのなんともいえない雰囲気と、オーナーさん自身の魅力と。
なんとなーく、寒いふゆがにあうのです。
そういえば、前回わたしがフジハラビルさんで出演させていただいたのも、この時期。クリスマス前でした。
街が華やいで、もう今年もあと少しで。
きっとまた平和なお正月がやってきて、ちょいと食べすぎて、そしていつもどおり忙しい日常にもどっていく。
この季節、なんだかちょっとだけしんみりしてしまうのはわたしだけですかねえ。
なんとなく、わけもなく、しんみりするような、かなしくなるような、懐かしいような。そしてあったかいような。
そんなじんわりとした気持ちをフジハラビルにて感じてもらえたら、最高やなあと思います。
ハルカチカ。
ぜひ、お越しくださいませ。
今回の会場はフジハラビル。
フジハラビルって、とっても不思議で素敵なホールさんです。
大正時代のレトロビルのなんともいえない雰囲気と、オーナーさん自身の魅力と。
なんとなーく、寒いふゆがにあうのです。
そういえば、前回わたしがフジハラビルさんで出演させていただいたのも、この時期。クリスマス前でした。
街が華やいで、もう今年もあと少しで。
きっとまた平和なお正月がやってきて、ちょいと食べすぎて、そしていつもどおり忙しい日常にもどっていく。
この季節、なんだかちょっとだけしんみりしてしまうのはわたしだけですかねえ。
なんとなく、わけもなく、しんみりするような、かなしくなるような、懐かしいような。そしてあったかいような。
そんなじんわりとした気持ちをフジハラビルにて感じてもらえたら、最高やなあと思います。
ハルカチカ。
ぜひ、お越しくださいませ。
震える
まくをはってて日常では動かさないようにしている気持ち。
でもそこが震えるのが生きていて大切な瞬間なのかな、、と思います。
ハルカチカ是非ご来場下さいませ。
誰もが抱えていたその時、その時の気持ちがなんだか甦ってしまう。そんなお芝居だと思います。
岸本 愉香
でもそこが震えるのが生きていて大切な瞬間なのかな、、と思います。
ハルカチカ是非ご来場下さいませ。
誰もが抱えていたその時、その時の気持ちがなんだか甦ってしまう。そんなお芝居だと思います。
岸本 愉香
2016年12月04日
伝える
何かをを伝えるにはどうするか。
私は、言葉にするだけが正解ではないんじゃないかなあと思います。
感情や思いや感じたこと、自分の中にある何かを言葉の形にはめてしまうと、はじめにあった何かではなくなってしまう気がして。本当はもっと自由な何かが、縛られてしまう気がして。
音が伝えることの手助けになることを信じて、あと1週間、進みます。
音響の寺井でした。
私は、言葉にするだけが正解ではないんじゃないかなあと思います。
感情や思いや感じたこと、自分の中にある何かを言葉の形にはめてしまうと、はじめにあった何かではなくなってしまう気がして。本当はもっと自由な何かが、縛られてしまう気がして。
音が伝えることの手助けになることを信じて、あと1週間、進みます。
音響の寺井でした。
2016年12月03日
遥
谷口です。ハルカです。
ハルカってどんな漢字になるのでしょう。春香、晴華、陽花……。明るくて可愛い漢字が多いですが、個人的には「遥」がいいです。
「遠い彼方に」とか「ゆらゆら揺れる」という意味で、その気怠さや物憂げな雰囲気が、大学生の青春にぴったりだと思います。単純で底抜けに明るくて、ひたすら可愛いだけの高校生を卒業して、少し大人になったあなたに、ぜひ見に来てほしいと思います。
再生しようと踏ん張る少女の希望の光を演じます。
ハルカってどんな漢字になるのでしょう。春香、晴華、陽花……。明るくて可愛い漢字が多いですが、個人的には「遥」がいいです。
「遠い彼方に」とか「ゆらゆら揺れる」という意味で、その気怠さや物憂げな雰囲気が、大学生の青春にぴったりだと思います。単純で底抜けに明るくて、ひたすら可愛いだけの高校生を卒業して、少し大人になったあなたに、ぜひ見に来てほしいと思います。
再生しようと踏ん張る少女の希望の光を演じます。
2016年11月25日
突撃!貫インタビュー!!!
『ハルカチカ』作者の貫曜次さんに岸本愉香がインタビューしてみようと思います。しゃっ!
こんにちは。貫さん。はじめまして、㐧2劇場の岸本愉香です。ではでは独断と偏見から岸本(以下、岸)の気になることをインタビューさせて頂きます。宜しくお願いしますっ!
Q. すきな映画は?
世の中がいやになって失業生活を決め込んでいたころ、明日への一縷の希望を映画に託して毎日のように観ていました。
岸 いいですよね。映画ってそういうときに。
しかし、まぁ結局のところグッとくる映画には出会えず仕舞いで、いまでも世の中はいやなままです。
岸 ほほっ
そういえば、10代の頃はヨーロッパの映画が好きで、パトリス・ルコント監督とかペドロ・アルモドバル監督の作品を好んで観ていたけれど、今からするとなんていうか、どうしてそんなにしっとりした映像が好きだったんだろうって思います。今の映画の好みは、20代になってキューブリック映画をちゃんとみるようになって、それが土台になっているのかなぁ。
好きな映画ってそうやって時間とともにかわっていくものだと思うけれど、20代前半に出会った『ブロークバックマウンテン』という映画は一生胸の中で大切に再生され続けると思います。今は亡きヒース・レジャーがアカデミー賞をとった映画ですよね。空白のとても美しい映画でした。
岸 空白の美しいもの。私はハルカチカにもなんだか感じます。とまったなかにきらきら光る感じが、、、
Q. 落ち着く場所は?
静かで、誰にも邪魔されない場所ならどこでもいいんです....。あ、でも、図書館はダメなんです。「静かにしろ」っていうルールが煩いじゃないですか。自分がルール違反するんじゃないかとびくびくしてしまって全然落ち着けない。
まちにはなかなかないんです、落ち着ける場所って。これは僕だけじゃなくて、だからまちの人って、いつも忙しなく場所をかえて、移動して、動き回ってるんじゃないかって思います。そのせいで余計落ち着かない場所になってるんだけれど。
岸 たしかに、、、色んな人のサードプレイス的なものがまちにあればいいですよね。私は昼寝できる畳の空間がほしいです。でも、なんだかまちを歩いてて磁場が変わったなって感じることもあって、、、梅田から中崎町に歩いているときとか明らかに空気が変わるんですよね。磁場変わったよね。って思います。あれ、、、なんの話。
Q. 最近のブームは?
私服の制服化です。もってる服はほとんど捨ててしまいました。
今は2セットの服を交互に着ています。僕はおしゃれをするのが趣味なわけでもないし、もういいかなって。
Q. ハルカチカの見所は?
台詞の美しさです(笑)
もちろん、演出の後村君に同じことを聞いたら、全然違うことを答えるかもしれませんが。
岸 ほほう。
ハルカチカを書くにあたって、後村君と決めていたことが一つあって、「へらしてふやす」っていうのをやろうってことだったんです。
台本に関していうと、台詞の情報量と演じられたものの情報量の関係のことです。要するに一義的な台詞は書くな、ってことですね。
ちなみに、台詞の「言葉」自体は登場人物の「母語」で書いています。この方が台詞はずっとシンプルな上に、声に出したときのニュアンスも変化させやすくなると思っています。
これを後村君に話したら、「いいよいいよ、だいたい標準語は日本語じゃないから」と言ってました(笑)
関西人の後村君らしい発言なのかもしれませんが、言われてみると確かに標準語は誰の「母語」でもありませんから、そういう意味では後村君のいうことも一理あるのかもしれません。
岸 ハルカチカは 台詞の自然さが見所ですよね。いい意味で演劇的ではない台詞回しがリアルに繋がっているように感じます。
台本を書き終えて、何度かの改訂も終えた頃、やれやれと自宅で求人を見ていたら、夜中に後村君がやってきて、「小道具で貫の文章を使いたいから、何か30枚くらい書いてくれ」と言う。せっかく心が世の中の方へ開きかけていたところにですよ。
明日までにどうしても欲しいとのことで、目を擦って台本とは別に文章をたくさん書きました。手書きがいいというので丁寧な字で。
でも後村君に見せたら殴り書きがいいんだと言われてしまいました。結局、書き直しましたよ、殴り書きで(笑)
岸 演出の暴君、、、いや。こだわりの詰まったエピソードですね。
小道具としてどこかに登場しているので、よーく見てみてくださいね。
Q. 喫茶店かカフェか?
これって、「喫茶モグル」の「喫茶」のことですよね??
「喫茶モグル」が「カフェモグル」でないのは、「喫茶」よりも「カフェ」の方が、演劇っぽいからです。
名前を見て、演劇を連想しないような名前にしたかったってことです。
岸 な、、なるほど。
僕自身が喫茶店派か、カフェ派かと言われると、けっこう難しいですね...。基本的には喫茶店派かなぁ、騒がしくなさそうだし。
Q. どんなことインタビューされたかったか?
え、なんだろう、今夜空いてる?とか...いや何でもないです。
岸 ・・・ありがとうございやしたっ!
◎『ハルカチカ』はいよいよ2週間後!◎
◎ご予約はこちらから!◎
こんにちは。貫さん。はじめまして、㐧2劇場の岸本愉香です。ではでは独断と偏見から岸本(以下、岸)の気になることをインタビューさせて頂きます。宜しくお願いしますっ!
Q. すきな映画は?
世の中がいやになって失業生活を決め込んでいたころ、明日への一縷の希望を映画に託して毎日のように観ていました。
岸 いいですよね。映画ってそういうときに。
しかし、まぁ結局のところグッとくる映画には出会えず仕舞いで、いまでも世の中はいやなままです。
岸 ほほっ
そういえば、10代の頃はヨーロッパの映画が好きで、パトリス・ルコント監督とかペドロ・アルモドバル監督の作品を好んで観ていたけれど、今からするとなんていうか、どうしてそんなにしっとりした映像が好きだったんだろうって思います。今の映画の好みは、20代になってキューブリック映画をちゃんとみるようになって、それが土台になっているのかなぁ。
好きな映画ってそうやって時間とともにかわっていくものだと思うけれど、20代前半に出会った『ブロークバックマウンテン』という映画は一生胸の中で大切に再生され続けると思います。今は亡きヒース・レジャーがアカデミー賞をとった映画ですよね。空白のとても美しい映画でした。
岸 空白の美しいもの。私はハルカチカにもなんだか感じます。とまったなかにきらきら光る感じが、、、
Q. 落ち着く場所は?
静かで、誰にも邪魔されない場所ならどこでもいいんです....。あ、でも、図書館はダメなんです。「静かにしろ」っていうルールが煩いじゃないですか。自分がルール違反するんじゃないかとびくびくしてしまって全然落ち着けない。
まちにはなかなかないんです、落ち着ける場所って。これは僕だけじゃなくて、だからまちの人って、いつも忙しなく場所をかえて、移動して、動き回ってるんじゃないかって思います。そのせいで余計落ち着かない場所になってるんだけれど。
岸 たしかに、、、色んな人のサードプレイス的なものがまちにあればいいですよね。私は昼寝できる畳の空間がほしいです。でも、なんだかまちを歩いてて磁場が変わったなって感じることもあって、、、梅田から中崎町に歩いているときとか明らかに空気が変わるんですよね。磁場変わったよね。って思います。あれ、、、なんの話。
Q. 最近のブームは?
私服の制服化です。もってる服はほとんど捨ててしまいました。
今は2セットの服を交互に着ています。僕はおしゃれをするのが趣味なわけでもないし、もういいかなって。
Q. ハルカチカの見所は?
台詞の美しさです(笑)
もちろん、演出の後村君に同じことを聞いたら、全然違うことを答えるかもしれませんが。
岸 ほほう。
ハルカチカを書くにあたって、後村君と決めていたことが一つあって、「へらしてふやす」っていうのをやろうってことだったんです。
台本に関していうと、台詞の情報量と演じられたものの情報量の関係のことです。要するに一義的な台詞は書くな、ってことですね。
ちなみに、台詞の「言葉」自体は登場人物の「母語」で書いています。この方が台詞はずっとシンプルな上に、声に出したときのニュアンスも変化させやすくなると思っています。
これを後村君に話したら、「いいよいいよ、だいたい標準語は日本語じゃないから」と言ってました(笑)
関西人の後村君らしい発言なのかもしれませんが、言われてみると確かに標準語は誰の「母語」でもありませんから、そういう意味では後村君のいうことも一理あるのかもしれません。
岸 ハルカチカは 台詞の自然さが見所ですよね。いい意味で演劇的ではない台詞回しがリアルに繋がっているように感じます。
台本を書き終えて、何度かの改訂も終えた頃、やれやれと自宅で求人を見ていたら、夜中に後村君がやってきて、「小道具で貫の文章を使いたいから、何か30枚くらい書いてくれ」と言う。せっかく心が世の中の方へ開きかけていたところにですよ。
明日までにどうしても欲しいとのことで、目を擦って台本とは別に文章をたくさん書きました。手書きがいいというので丁寧な字で。
でも後村君に見せたら殴り書きがいいんだと言われてしまいました。結局、書き直しましたよ、殴り書きで(笑)
岸 演出の暴君、、、いや。こだわりの詰まったエピソードですね。
小道具としてどこかに登場しているので、よーく見てみてくださいね。
Q. 喫茶店かカフェか?
これって、「喫茶モグル」の「喫茶」のことですよね??
「喫茶モグル」が「カフェモグル」でないのは、「喫茶」よりも「カフェ」の方が、演劇っぽいからです。
名前を見て、演劇を連想しないような名前にしたかったってことです。
岸 な、、なるほど。
僕自身が喫茶店派か、カフェ派かと言われると、けっこう難しいですね...。基本的には喫茶店派かなぁ、騒がしくなさそうだし。
Q. どんなことインタビューされたかったか?
え、なんだろう、今夜空いてる?とか...いや何でもないです。
岸 ・・・ありがとうございやしたっ!
◎『ハルカチカ』はいよいよ2週間後!◎
◎ご予約はこちらから!◎
2016年11月22日
どこで生きる?
原田です。
ハルカチカの稽古場では、でかいリュックサック(バックパックって言うやつ?)が活動しています。
つい、今度はどこへ旅しよかな、と考えてしまいます。
片道切符の方が素敵やな、とか。荷物重い方が思い出深いな、とか。
ハルカチカの稽古場では、でかいリュックサック(バックパックって言うやつ?)が活動しています。
つい、今度はどこへ旅しよかな、と考えてしまいます。
片道切符の方が素敵やな、とか。荷物重い方が思い出深いな、とか。
2016年11月04日
2016年10月31日
2016年10月30日
ハッピーハロウィン!
ハッピーハロウィン!

こんなバケモノが出るかもしれない『ハルカチカ』は12月10日(土)と11日(日)!
詳細はこちら
http://dai2gekijo.net/harukachika.html
チケット予約はこちら
https://ticket.corich.jp/apply/77560/

こんなバケモノが出るかもしれない『ハルカチカ』は12月10日(土)と11日(日)!
詳細はこちら
http://dai2gekijo.net/harukachika.html
チケット予約はこちら
https://ticket.corich.jp/apply/77560/